運勢占いについて



古くから占いは、人生の節目、問題事への解決やそれらを回避するための指標として多く使われてきました。中国の歴史書【三国志】に登場する蜀の諸葛孔明は、智謀の将として今でも高い人気を得てますが、彼もまた占いを通して国の行く末や戦の勝利祈願などに利用していた史実が残っております。面白いことに、孔明のライバルだった魏の将軍 司馬仲達も、また占いを通して孔明の動きを探っていたと言うことです。
人の運命や行動というものは予測できるものではありません。ですが昔から人は、何か目標となるものや基準となるものを占いを通して見つけ出そうとしておりました。それは現在でも、変わりないことではないでしょうか。

現在社会では、先が見えない急激な生活環境の変化で、私たちは・・・

今後、自分はどうなるんだろう?
円満に生きて行けるのだろうか?
健康で長生きできるのだろうか?

と言った不安な気持ちを抱かずにはいられません。
ここ数年、インターネットや携帯サイトを通して、自分の成り行きを占うことが流行っています。これは、見えなくなった将来に対し、何かに頼りたいという現れではないでしょうか。


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